日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場 第二夜 

オカルト探偵団 死人形の墓場



★今回は新青学レギュラー・不二周助を演じる 相葉 弘樹君 目当てにTSUTAYAにてDVDをレンタル。
ネタに入る前に、簡単ではありますが大まかなあらすじだけまとめておきます。  …まとまってないけどな。



新入生の碓井七海と牧原大介は興味本位で高校のオカルト研究会に入会する。
「生徒会倉庫」と称された薄暗い研究室の扉を開くと、個性豊かな部員(会員?)達が2人を出迎えた。
現在研究会では、昨年謎の自殺を遂げた女生徒にまつわる 『呪い』 を解明すべく調査中。女生徒が幼少の頃
可愛がっていた人形が謎を解く鍵になるのではないかという真相に迫るものの、あるきっかけにより七海までもが
その 『死人形』 の呪いに取り憑かれてしまう。原因を究明すべく 『死人形の墓場』 と呼ばれる異空間へと
向かった彼等を待ち受けていたのは、思いもよらぬ運命だった…。



…微妙にニュアンスが違っているかも知れませんが、何となくこんな感じではないかと。
管理人的にメインはあくまでも ネタ なので、もっと詳しく知りたい方は是非本編をご覧下さい。(笑)
ネタとはいえ本編の内容にかなり触れているので、ネタバレして欲しくない方は今の内に引き返すが吉ですよー!



と言う訳で、早速レビュー開始。
上記のタイトル通り、恐怖漫画の巨匠・日野日出志の作品を新鋭監督6人が映像化したシリーズらしいんですが、
管理人の目当ては相葉君のみだった故、他タイトルは今の所未鑑賞。 特典に収録されてたCMで面白そうだったヤツは見たいかも。

おそらく全タイトルに収録されているであろうプロローグから始まるんですが流石は日野日出志、妖怪じみた
異形の者達
連続に一抹の不安がよぎります。





「…相葉、人間の役だよな?」





見終わった直後、 『…え?相葉 何処にいたの?』 なんて思わせる様な 特殊メイク じゃねぇだろうな…と
疑念を抱きつつ本編突入。
ヒロインの七海を演じるのは 保坂早香 。モデル出身って聞いたけど初めて見る顔でした。
七海のパートナー、大介を演じるのは 谷 和憲 。ハーフくさい顔立ちのイケメン。相葉君とはジュノンボーイ仲間らしい。

生徒会倉庫と記された重苦しい雰囲気を醸し出す扉を開くと、部屋の中は薄暗く、装飾が何となく占いの館を
彷彿とさせる。最初に2人の前に現れたのは 川村亜紀 演じる柿野谷久美子。制服のブラウスが何故かゴスロリ調。


…と、ここで遂に待ちに待った相葉君演じる 原 崇 が登場。聞き違い必至ですが、以下台詞でお楽しみ下さい。




崇 「あーあ、怒らせちゃったな新入生。…フフッ、まあ勘弁してやってくれよ。今彼女、アロマテラピーに凝ってて…
( 久美子を見やりながら ) …なぁ?
僕は 原 崇 (はら たかし) 。なんだか総理大臣みたいな名前だろ?だからみんなから
「総理」 って呼ばれてる。まあ…字は違うんだけどね。…
で、こっちは久美子。…久美子。 ( 自己紹介を促す )


久美子 「柿野谷久美子よ。…よろしくね。」


崇 「…久美子は 気まぐれな魔女 なんだ。 ( 大介にそっと耳打ちする様に ) …ま、ホントいうと僕もちょっと
参っちゃってるんだけどね。…イヒヒッ ( 以下妙な笑い )  …はっ!( 久美子の視線に気付く ) …んん゛っゴホン! ( わざとらしく咳払い )
…い、いや、魔女ってのはあだ名みたいなもんで…別にネガティブな意味じゃないよ?アハハハ! ( 乾いた笑い )



七海 「原さんの専門って…聞いてもいいですか?」


崇 「…僕?僕はね、念写。 ( 首から提げたカメラを手に取り ) コイツでフィルムにイメージを焼き付けるんだ。」



七海 「うわー!テレビで見たことあります!」


崇 「 ( 得意気に ) まあ…テレビに出るようなヤツは大した事ないんだよね〜。ま、会長に比べれば まだまだ… (手をひらひらさせつつ)



七海 「会長の噂…ってホントなんですか?」



崇 「百聞は一見に如かず。この言葉は会長のためにあるようなもんだよ。」




…と、ここで場面転換。いやもう相葉君、捲し立てるような 早口で喋る喋る。  (笑)
正直、オイオイ何て言ってんだかわかんねえよ!なんですが、多分上のような感じの事を言っていたと思われます。
ついでに周助を演ってる時も常々思ってたんですが、総理もまた すんげーアイライン にビビります。(笑)  
そして緊張してるのか何なのか、喋ってる間も 動く動く。 終始落ち着きなく動いてました。思わず2人して、






「…相葉、もしかして踊りたくてウズウズしてるのか?」    僕のダンスは完璧だった…!






と突っ込みました。すっげえ落ち着きのない子みたいで面白かったよ相葉君よう。
そして珍台詞の数々に何度耳を疑った事か……いきなり 気まぐれな魔女 ときたもんだ。どんなセリフだよ!!
セリフにも !? ですが、大介に耳打ちする彼の仕草がまた笑いを増幅させていたので一時停止してスケッチしました。(笑)



手に注目。

お前今時その仕草はねぇだろうよ。


あまりにも衝撃的っつーか 笑撃的 だったので思わず。(笑)多少周助っぽく見える様に脚色してあるのはご愛嬌。
ちなみに首から提げてるのはカメラ。周助と同じく総理も カメラ小僧 です。 (誤解を招く表現)
私の妄想する周助なら、念写くらい朝飯前だよ…フフ 、なイメージなんですがね。   どんだけ 黒い周助 なんだよ… 


この後、ビン底眼鏡に丁寧口調、何故か片手に聖書を携えたいかにもなベタベタキャラ、副会長・星一平 (高東 楓) に続き、
ホラークイーンで有名な  三輪ひとみ が演じる噂の会長・白鳥冬美 が登場。




「…白鳥冬美。 超能力者 よ。」    ご自分で言いなすった ――!




…と、まあそんな感じで上記のあらすじにある様にメンバー全員異世界に旅立つんですがね。
ここらへんの話は端折る事にして、突然現れた 地獄の道化師 とやらには思わず 「金田一かよ!?」
突っ込みが入りました。   あっちは傀儡師ですけどね。(笑)



結局、相葉君演じる 「総理」 特技=念写 という設定は 全く生かされず、死人形の墓場へ
飛んだ後はこれといった目立った活躍もない内に 死亡。 更に ゾンビに食われる という非常においしくない展開。




「え?念写の設定いらねーんじゃねーのコレ?」


「そんならいっその事、役者自身が得意なダンスを生かした新しい特技作った方がいんじゃね?」




…てな訳で、突然ですが管理人2人による シャリネタ 捏造 ・ オカルト探偵団  スタート。





崇 「……っ…! (突然蹲る総理)



七海 「…えっ!?ど、どうしたんですか原さん!?」






総理、突然激しく踊り出す。  トランス状態。





久美子 「始まったようね…総理の オカルトダンス が。 」



会長 「…いるのね?総理。」



副会長 「今日のダンスは一段と キレがいい ですね…!こいつは手ごわいですよ…皆さん、気をつけて下さい!」



大介 「 えぇっ…ちょっ、コレ一体何なんですか!? 原さんは大丈夫なんですか…!?」



会長 「……星君。 (アイコンタクト)



副会長 「…ハイ!私が説明致しましょう。彼、原 崇君はですね…非常に 特異な体質 でありまして、霊の波動を感じると
    この様に 突如踊り出すのですよ。私達はこの現象を 『オカルトダンス』 と呼んでおります。
    そしてその波動が邪悪であればある程、彼のダンスもまた激しさを増してゆく…いわば レーダーの様な役割 を担う、
    我々にとっては なくてはならない存在 なのですよ。」






……てな感じの捏造話で大いに盛り上がりました。(笑)


キャラは決して悪くないのに、設定を生かし切れなかったがために 何のためにいたんだ!? と思わずにいられねぇです。
無駄死にさせるには勿体無いキャラなので、上の捏造設定で是非彼の存在意義を明らかにし、更に役者の特技も生かせて
一石二鳥…って言うか単に私らが見たいだけなんですがね。


あと、作中ハッキリとは明かされていないけれど、総理と久美子は 「お前らデキてんのか、アーン?」
思わずにいられねえ場面が結構ありましたね。(笑)



正味の話、ストーリー的にかなり消化不良な部分もあるんですが、充分に笑わせてもらったので 「ああ満足だ…!」 です。
相葉君が好きな方は見て損はないと思いますよ。


…もう1つ言い忘れた。テーマソングの 『死人形哀歌』 (すげえタイトルだよ…)が暫く頭から離れなくなるので要注意。
更に映像特典に、TV SPOT 15秒 というのがあるんですが、やけに相葉率が高くて初めて見た人は 総理が主人公 だと
思う確率98%です。(笑)   
残念ながらヒラ部員なのでゾンビに喰われるというおいしくない運命に…。












 →  Back レビュー館に戻るよ?








SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送