…酷い雨だな、この様子だと当分の間はここを出られそうにない。




少し濡れてしまったな……いや、俺は心配いらん。それよりも 、お前は寒くないのか?



そうか…なら良いのだ。見た所ここには暖を取れそうなものが何も無さそうだからな。

少々不自由するだろうがこの雨がおさまるまで暫くここで凌ぐとするか…。





この季節とはいえ、陽が落ちると流石に冷え込んで来るな…… 、本当に寒くはないか?

ひょっとして、俺に余計な心配をかけまいと痩せ我慢をしているだけではないのか…?




…うむ、確かに目ぼしい物は見当たらんが知恵を絞れば………何?… 人肌で? ……ほう、成程な。











…何だ、何をボーッと見ている?お前が言うのならば間違いはないのだろう? お前も早く脱ぐがいい。



なんだ、まだそんな所でモタモタしているのか…何をそんなに躊躇している。先程お前が




「 こういう時は人肌で温め合うのが一番だ 」




と言ったのではないか。遠慮はいらんぞ
さあ早く服を脱げ。







…よし、脱いだ衣服はそこに干しておくと良いぞ。 さあ来い ………何故後ずさるのだ?

そんなに離れていては互いに温め合うことなど不可能であろう……おかしな奴だな。



大体この状況で逃げ回る必要性が何処にあるというのだ……ああ待て、そっちにはもう壁しかないぞ?

…フッ、さあ追い詰めたぞ………
フハハハハハ、観念しろ !!







…ほら見ろ、こんなに冷え切っているではないか…女性が体を冷やすのは良くないと幸村が言っていたぞ。

震えているのか… ?大丈夫だ、雨が止むまでの間は俺がずっとこうしてお前を温めてやろう。




何を笑っているのだ…?…温かい?当然だ、お前とは根本からして鍛え方が違うからな。

だがまだまだこんなものではないぞ、本当に見ておかねばならんのはここからだ。 ……行くぞ!







…侵掠すること火の如く!!!















すいません。 (土下座)



妄想劇場 vol.3  〜 たまらん雨宿り 〜



え?何ですかこれギャグですか?…なんちゅう危ない男だサナゲン。  犯罪のニオイがするよ…!
もう書いてる私は勿論のこと、皆様終始突っ込み倒しながら読まれた事かと。  見過ごせん事だらけだよ。
途中から物凄い必死で脱がそうとしてるサナゲンが恐ろしいですね……なんなんだコレ…ただコレだけは
ハッキリ言えるな。コレ絶対ドリームじゃないよなもう。(笑)
  ドリームどころか悪夢じゃねぇか!

続いて半裸で迫り来るサナゲンから 逃げ回る事風の如し ですよ。半裸のオッサン顔にああも
執拗に薄闇の中追い回された挙げ句、壁際に追い詰められたらトラウマになる事間違い無しです。
今回のリクで、 「 半裸のサナゲンに抱きすくめられた 」 とは伺ってたものの、まさかこっちまで脱ぐ羽目に
なっていようとは思ってらっしゃらなかったかと……突っ込まれる前にお詫びしておきます…。(笑)

例によって、ワンシーンのみをピックアップしたが故にわかり辛い構成になってて申し訳ありません。
舞台風景としては、合宿か何か (既に 曖昧なんかい) で突然の夕立に見舞われて、雨風を凌げる場所を
求めてゲンと近くの無人の施設らしき建物 (あやふや) で雨宿りするんですよ。  ありがちありがち。


んで、ヒロインはうっかり ( にも程があるぞお前…!)


「こーゆー時ドラマとか漫画ではさ、裸になって人肌でお互いを温め合って寒さを凌ぐんだよね。」


とか口滑らせちゃったが故に、クソ真面目にもそれを実行すべくサナゲンが躍起になるという。
つーか上のショッキング画像、上半身裸どころか下まで脱げそうな勢いです脱ぎゲン。   たるんどる!!!
なんだろう、このシリーズで野郎どもの裸ばっかり描いてるんですが私……て言うかサナゲン初描きで
いきなり半裸な上こんなネタってどないやねん正味の話。    W越前なんか全裸だったよ…。








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